一般社団法人 菊地誠22世紀医美支援事業団(石川県金沢市)は、「入院生活を豊かにするデザイン」をテーマにした第11回「医美同源デザインアワード」の作品募集を2025年12月15日から2026年2月10日18時必着で実施し、受賞作を紹介する「医美同源シンポジウム」を2026年3月9日18時30分から金沢21世紀美術館シアター21で開催します。募集部門はプロダクト、コミュニケーション、空間の3部門です。
同アワードは、アートやデザインの力で病院での過ごし方をより豊かにすることを目的に、2015年から毎年開催されており、国内外から毎回100点超の応募があります。今回も医師、デザイナー、建築家ら6人が審査を担当し、まず2026年2月下旬に優秀賞9作品を選出。その後、2月28日の最終審査会でオンラインプレゼンテーションを行い、大賞と各部門の最優秀賞を決定します。
2026年3月中旬から5月下旬には、金沢西病院などで入賞作品と解説文の展示を予定しており、6月以降は優秀かつ実現可能なデザインを院内で実際に活用する構想です。昨年度は、小児患者が医療器具モチーフのキャラクターと遊びながら前向きに入院生活を送れるツール「あつめて!ホスピタン」が大賞を受賞しました。今後も、心身のケアを両立させる「医美同源」の考え方を軸に、医療現場と社会をつなぐデザイン提案の蓄積が進みそうです。
【イベント情報】
第11回 医美同源デザインアワード・シンポジウム
会場 金沢21世紀美術館 シアター21(シンポジウム)
日時 シンポジウム:2026年3月9日(月)18:30〜20:00
参加 無料・定員70名
詳細 医美同源デザインアワード公式Facebookページ
source: PR TIMES
